VPSを借りてからApacheを入れるまで
勢いでさくらのVPSを借りたのでそれにApacheを入れるまでの手順をメモ。
OSをUbuntuに変更する。
デフォルトではCentOSがインストールされてるんですが、普段からUbuntuのようなOS(Xubuntu)を使ってるので、VPS側もUbuntuにした方が何かと使いやすいかなというのでUbuntuをインストールしました。
さくらが用意してくれているのでUbuntu12.04をマニュアルに沿ってインストール。
インストールする際に、Javaを有効にしないといけないのですが、XubuntuだとなぜかブラウザでJavaが使えなかったので、Windowsでやりました。なぜだろう。
SSHの設定をする。
さくらのVPSにUbuntuを入れる初期設定手順 | Nekoya pressを大いに参考にして設定しました。
$ sudo ufw enable $ sudo ufw default DENY
ufwはファイアウォールをうまいことしてくれるやつです。
default DENYとすることで、全てのポートを閉じてくれます。
ホームディレクトリに.ssh/がないので作り、公開鍵を登録する。
$ mkdir .ssh $ chmod 700 .ssh
ローカルにid_rsa.pub, id_rsaがない人は作る。
$ ssh-keygen -t rsa
id_rsa.pubをコピペする。
$ echo 公開鍵 > .ssh/authorized_keys $ chmod 600 .ssh/authroized_keys
- sshのポートを22番から変更
- rootでのログインを無効化
- パスワードによるログインの無効化
・・・ Port xxx(適当に) ・・・ PermitRootLogin no ・・・ PasswordAuthentication no ・・・
設定のリロード
$ sudo reload ssh
sshに使用するポートを開放する
$ sudo ufw allow xxx(設定したポート番号)
sshを使用してログインするときは、
$ ssh username@xxx.xxx.xxx.xxx(ipアドレスかurl) -p xxx(ポート番号)
VPSにUbuntuをインストールした時、ユーザー名がhoge、IPアドレスが123.45.67.89、sshのポート番号を12345にしていたなら、
$ ssh hoge@123.45.67.89 -p 12345
でログインできます。たぶん。
Apacheのインストール
今までのやつはリモートコンソールからやる感じでしたがこれからはsshでできます。やったね。
$ sudo su # aptitude update # aptitude install apache2 # a2enmod rewrite # vim /etc/apache2/sites-enabled/000-default
上の方をちょっと書き換える。
<VirtualHost *:80> ServerAdmin webmaster@localhost ServerName test.com DocumentRoot /var/www/html/public <Directory /> Options FollowSymLinks AllowOverride None </Directory> <Directory /var/www/> Options Includes ExecCGI FollowSymLinks MultiViews AllowOverride All DirectoryIndex index.html index.py index.cgi index.php index.shtml ...
エラー画面が出た時とかに、サーバーの情報を表示させなくするために、/etc/apache2/apache2.confの最後に一行追加する。
ServerSignature Off
# mkdir -p /var/www/html/public # chown -R username /var/www
設定のリロード、http用ポート(80)を開放
# /etc/init.d/apache2 reload # ufw allow 80/tcp
適当に作ったindex.htmlを、/var/www/html/publicにおいて、ブラウザからアクセスしてみて、表示されればおk.